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塾・スクールにおける月謝の決済方法とそのメリット・デメリットをご紹介

塾経営において、月謝の回収は避けて通れない重要な業務です。しかし、その方法や手間によっては、経営者やスタッフの負担が大きくなりがちです。この記事では、塾の月謝回収に関する現状と課題を整理し、さまざまな決済方法のメリット・デメリットを詳しく解説します。最適な決済方法を見つけ、効率的な経営を実現するためのヒントを提供します。

月謝回収の現状と課題

塾の月謝回収は、安定した経営を維持するための生命線であり、最も重要な業務の一つです。しかし、現状では多くの塾が手間のかかる方法に依存しており、従業員の負担が大きな課題となっています。

特に、昔ながらの現金手渡しでは、講師が授業の前後で集金対応に追われ、釣銭の準備や領収書の発行、現金の管理といった煩雑な作業が発生します。また、「子どもに大金を持たせることへの不安」を抱く保護者も少なくありません。

もう一つの一般的な方法である銀行振込も、一見確実に見えますが、塾側には「誰からの入金か」を確認する消込作業という大きな負担が伴います。振込名義が生徒名と異なっていたり、金額が間違っていたりすると、その特定に多大な時間がかかります。保護者にとっても毎月の振込手続きは手間で、うっかり忘れてしまう原因にもなります。

こうした状況は、従業員が本来注力すべき授業準備や生徒指導、保護者対応といったコア業務の時間を奪います。さらに、月謝の未払いが発生すると、キャッシュフローが悪化し経営に直接的な影響を及ぼすだけでなく、デリケートな督促業務という精神的な負担も生じます。保護者との良好な関係を損なうリスクを抱えながらの催促は、現場にとって大きなストレスです。

これらの課題を根本的に解決するためには、口座振替やクレジットカード決済といった、自動的かつ確実に集金できる決済システムを導入し、月謝回収の仕組みそのものを見直すことが急務と言えるでしょう。

月謝の決済方法の種類とメリット・デメリット

塾の月謝回収にはさまざまな決済方法があります。それぞれの方法にどのようなメリット・デメリットがあるのかを詳しく見ていきましょう。

①銀行振込

・メリット
窓口で現金を取り扱う必要がない。
・デメリット
振込確認作業が必要。
振込手数料を塾が負担する場合がある。

②口座振替

・メリット
自動引き落としの為、未払いのリスクが低い。
・デメリット
口座振替を行う為、銀行口座情報の管理が必要でセキュリティ対策が求められる。

③クレジットカード払い

・メリット
カード会社が決済保証する為、未払いリスクを回避できる。
ポイントが貯まるなど、保護者・生徒にとっても利点がある。

・デメリット
スクールが決済手数料を負担しなければならず、口座振替と比較し、手数料が割高である。
クレジットカードを持っていない保護者は利用できない。

④コンビニ払い

・メリット
24時間コンビニで支払いが可能。
・デメリット
手数料が割高。
収納代行業者間でシステム仕様が統一されておらず、システム導入が複雑。

⑤現金の手渡し(月謝袋)

・メリット
手数料がかからない。
・デメリット
現金の管理が煩雑。
紛失や盗難のリスクがある。

塾・スクールでキャッシュレスを導入するべきか

学習塾への決済システムの導入は、現代の塾運営において「強く推奨」されるべき重要な投資です。保護者の利便性向上と、塾側の業務効率化という両面で大きなメリットをもたらします。最大のメリットは、月謝の集金業務の効率化と未収リスクの低減です。毎月の現金のやり取りや銀行振込の確認、未納者への督促は、塾の運営において大きな負担となります。クレジットカード決済や口座振替を導入すれば、指定日に自動で決済が完了し、入金状況もデータで一元化できます。これにより、講師やスタッフが現金管理に費やしていた時間を、本来の教育業務や生徒指導に充てることが可能になります。

保護者にとっても、24時間いつでもオンラインで支払いができたり、現金を用意する手間が省けたりと、利便性が大幅に向上し、顧客満足度の向上に繋がります。導入する際の注意点は以下の3点です。

決済手段の選定:

保護者層のニーズは多様です。クレジットカード決済だけでなく、口座振替やコンビニ決済など、複数の選択肢を用意できる決済代行会社を選びましょう。特に月謝のような継続的な支払いには、自動引き落としが可能なクレジットカードの継続課金や口座振替が有効です。

コストの比較検討:

決済手数料(売上の3%前後が目安)に加え、初期費用や月額固定費が発生する場合があります。複数のサービスを比較し、自塾の生徒数や売上規模に見合った、費用対効果の高いプランを選ぶことが重要です。

セキュリティと運用:

生徒や保護者の大切な個人情報・決済情報を扱うため、セキュリティ対策が万全で信頼できる事業者を選定することが絶対条件です。また、導入に際しては、保護者へ丁寧に説明し、十分な移行期間を設けるといった配慮も欠かせません。手数料というコストは発生しますが、それを上回る業務効率化と顧客満足度の向上というリターンが期待できるため、積極的な導入をおすすめします。

まとめ

塾の月謝回収方法には、それぞれ異なる特徴があります。効率的な経営を実現するためには、自塾の状況や保護者のニーズに合わせた決済方法を選択することが重要です。例えば、未払いリスクを最小限に抑えたい場合は、口座振替やクレジットカード払いが適しています。一方で、保護者の利便性を重視するならコンビニ払いを検討する価値があります。最適な方法を選び、塾経営をよりスムーズに進めていきましょう。

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